メジャーのオープン戦がスタートした。

1年目のパドレス松井裕樹投手(28)が、日本人選手の先陣を切って初登板。韓国・ソウルでの開幕戦でも対決する同地区の宿敵ドジャースを相手に、3者連続空振り三振と衝撃的なデビューを飾った。

3回から5番手として救援。6番ラックス(左)をカウント1-2から、7番オーイングス(右)はカウント1-2から、8番パヘス(右)は0-2から、最後はすべてスライダーで空を切らせた。

最速は93マイル(約150キロ)。球数は12球(ストライク10球)。

登板後は、本拠地ファンから大歓声を受け、ダッグアウトではマチャドら主力選手に笑顔で出迎えを受けた。

「緊張しました。ブルペンから感覚が良かった。結果は出来すぎかなと思います」と振り返り、「ホッとしました」と笑顔を見せた。

【3回表】

▼6番ラックス(左)

(1)内角高め 速球 フ 148キロ ファウル

(2)外角低め スライダー 132キロ ボール

(3)外角高め 速球 150キロ 空振り

(4)外角低め スライダー 132キロ 空振り三振

▼7番オーウィングス(右)

(1)外角高め 速球 150キロ 空振り

(2)外角高め スプリット 138キロ ファウル

(3)外角低め スプリット 140キロ ボール

(4)内角低め スライダー 132キロ 空振り三振

▼8番パヘス(右)

(1)外角低め 速球 150キロ 空振り

(2)内角低め カーブ 124キロ ファウル

(3)外角高め 速球 150キロ ファウル

(4)内角低め スライダー 130キロ 空振り三振