【グレンデール(米アリゾナ州)24日(日本時間25日)=斎藤庸裕】ドジャース山本由伸投手(25)が、初のオープン戦に向けて順調に調整を行った。

チーム関係者によれば、オープン戦の初登板は28日(同29日)の敵地レンジャーズ戦となる予定。昨季の世界一チームが相手となる。実戦デビューで使用するためか、前日から「LA」と日本国旗、名前が入ったニューグラブを使用し、準備を進めた。また、大谷翔平投手(29)は個別メニューで調整。ケージ内での打撃練習や走塁練習で汗を流した。

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山本が新調グラブで実戦デビューへ準備を進めた。ドジャースのトレードマーク「LA」の文字を刻み、日本国旗と漢字で「山本由伸」の刺しゅうが入ったグラブ。内側には「日本製」とも書かれていた。チーム関係者によれば、オープン戦の初登板は28日、敵地でのレンジャーズ戦。昨季の世界一チームを相手に、ドジャース山本の実力が試されることとなる。

2日前はキャンプ2度目のライブBP(実戦想定の投球練習)に登板し、43球で打者のべ10人に対して6奪三振。安打性ゼロで、直球、カーブに加え、スプリットの制球もさえ、フリーマンら同僚打者を寄せ付けなかった。この日は、投手陣の全体練習に参加し、新調グラブを使ってキャッチボールを行い、軽めの調整で終了。中5日の実戦登板へ向け、準備を整えた。

キャンプ序盤ではスプリットの制球に苦しんだが、2度目のライブBPでは山本自身が「スプリットもいいところに決まる球もありましたし、ストレートも変化球もどちらも良かった」と振り返ったように、メジャー使用球にも徐々に適応している。プライアー投手コーチも「とてもいいボールを投げていた。見ていて楽しい」と高評価。3月20日から始まる開幕シリーズ(韓国・ソウル)2連戦でのメジャー初登板へ、期待は高まるばかりだ。

大谷も実戦復帰が近づいており、ロバーツ監督は「彼のドジャースデビューは、来週の半ばになる」と話した。ド軍の拠点で行われる27日(日本時間28日)のホワイトソックス戦で出場なら、山本より1日早くドジャース大谷のお披露目となる。いずれにしても、両選手とも開幕へ向けて、着実に前進している。