カブス今永昇太投手(30)が敵地でのレッドソックス戦に先発し、メジャー移籍後最長となる6回1/3を投げ5安打1失点、1四球7三振で無傷の4勝目を手にした。球数88球でストライク63球、最速は93・3マイル(約150・2キロ)。今季ここまで5試合で4勝0敗、防御率は試合終了時点で両リーグ2位の0・98、計27回2/3で3四球28奪三振とエース級の働きを見せている。

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今永が初登板から無傷の4連勝だ。日本人投手のデビュー4連勝は21年沢村(Rソックス)以来で、先発では02年石井(ドジャース=6連勝)12年ダルビッシュ(レンジャーズ)14年田中(ヤンキース=6連勝)に次いで10年ぶり4人目。今永の登板はすべて4月で、防御率は0・98。月間5試合以上に先発して防御率0点台の日本人投手は、13年9月岩隈(マリナーズ=0・76)以来4人目で、左投手では今永が初めて。