ついに吹っ切れた。カブス鈴木誠也外野手(30)が30日、開幕6試合目で今季初本塁打を放った。前日まで21打数2安打の打率9分5厘と低迷。「あまり良い状態ではなかったので、今日は自分のスイングをしっかりするってことを心がけて打席に入った」。6回無死一塁、1ボール2ストライクから外角低めのチェンジアップを右中間スタンドへ運んだ。
ダイヤモンドバックス先発、通算85勝の左腕ロドリゲスに対し、飛距離128メートルの特大2ランで、日本での開幕からたまり続けていた鬱憤(うっぷん)を晴らした。出場6試合目でのシーズン初アーチはメジャー4年目で最も遅い。ホームイン後には珍しく、喜びの感情を爆発させた。「(状態が良くなかった)自分にイライラして、自分のことをぶん殴ろうと思っていた」と報道陣を笑わせた。
1回にも中前打を放ち、今季初の複数安打となった。9回には今季2個目の四球を選ぶなど4打数2安打2打点で、打率は1割6分まで上がった。カウンセル監督は「セイヤが、シーズンに入り調子を上げてきたのはよかった。今日はバットがよく振れていたし、いい打席が続いた。ここからさらに上げてくれれば」と期待していた。



