ドジャースのフリードマン編成本部長が21日(日本時間22日)、シーズン総括の会見を行い、来季に向けて大谷翔平投手(32)の二刀流起用を再考するとの見解を示した。
今季は開幕から投打でフル回転。6月に左ひざ、7月に右上腕二頭筋の違和感を訴え、8月末に投手復帰を断念した。フリードマン編成本部長は、来季について「当然、彼が投げることを期待している」と明言した上で、二刀流の起用について「彼がやっていることは、前例のないこと。私たちにとっても、前例がない。どうやって実現していくかは、これから考えなければならない。他の似たようなケースがどうなったのかを振り返り、成功例や失敗例から学ぶこともできない。だから、全員で一緒に答えを見つけていかなければならない」と語った。
ド軍に移籍1年目は、前年に手術した右肘のリハビリで打者専念。2年目は6月中旬からオープナー(短いイニングでの先発)として徐々に強度を上げ、ポストシーズンも二刀流でプレーした。今季はシーズン通して完走を目指したが、かなわなかった。同編成本部長は「長いシーズンをどう乗り切り、10月を迎える時に彼がいかに最高の状態でいられるか。それが課題。学んで、より良い方法へと改善していけると確信している」との見解を示した。
エンゼルス時代の1年目は、登板日の前後が休養日だった。4年目から登板前後、登板日を含めて打者で出場するフル稼働の二刀流に変更。一方で、フルシーズンの二刀流完走は、22年の1度のみ。フリードマン編成本部長は「二刀流が彼の体にどれほどの負担をかけるかを理解しながら、レギュラーシーズンではチームの目標達成に貢献してもらい、10月には良い状態で臨んでもらう。具体的にどういう形になるのかは、今の段階では分からない」と、慎重な姿勢に終始した。



