レッドソックス吉田正尚外野手(31)が、今季初出場でいきなり3安打1打点と活躍した。本拠地でのロッキーズ戦に「6番DH」で先発すると、2回の第1打席で中前打。2ボールから155キロの高め直球を捉え「しっかりカウントをつくって、真っすぐを1球で仕留めることができ、良いスタートが切れた」。あいさつ代わりの一打に、3万1691人の観客から大きな拍手を受けた。

安打の次は打点だ。4回1死三塁の第2打席は、高め直球をたたいて、ゴロが一塁手のミットをはじく右前適時打。「結果としてコースで(打球が)抜けた。もう少し角度をつけて長打を打っていかないと」。打点の次は長打。第4打席で右翼線二塁打を放ち「今日を迎えられて良かった」と振り返った。

昨年10月に受けた右肩関節唇修復手術の影響で、開幕から負傷者リスト入りした。5月には痛みが出て、注射を打つなどリハビリが後退。「先が見えなくなってしまったのでこたえた」と気持ちが沈んだ。それでも「強くなって戻る。いい姿を見せられるように」と再び奮起した。チームは地区4位だが、今季初の6連勝と最高のタイミングで復帰となった。「(シーズンが)いい形で終われれば」。不在分を取り戻す活躍を誓った。