【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)31日(日本時間9月1日)=斎藤庸裕】“連敗ストッパー”のドジャース山本由伸投手(27)が快投を演じ、サヨナラ勝ちにつなげた。ダイヤモンドバックス戦に先発し、7回4安打1失点。メジャー自己最多タイ10奪三振の力投で流れを呼んだ。8回に2番手の左腕スコットが同点弾を浴び、山本の12勝目は消えたが、9回に代打スミスのサヨナラ弾で劇的勝利。地区優勝のマジックを「23」とした。
開幕から唯一、先発の主戦投手として腕を振り続ける。「しっかり1週間、練習できたので、自信を持ってマウンドに上がることができました」。ボールに力が最大限に伝わるよう、体の使い方を重視した反復練習を継続する。だからこそ「ここ最近は明確にこれだっていう感覚が出てますし、ピッチングのどの面もすごくいい方向に行ってる」と手応えがある。
先週末、宿敵パドレスとの直接対決3連戦でも連敗を止める力投を披露した。心がける意識は「いつも通り」。勝率5割以下のダ軍を相手に痛恨の2連敗を喫して迎えたこの日も「昨日、一昨日のことをあまり考えず」と集中した。7月22日以来、約1カ月ぶりとなった本拠地での登板も「すごく気持ちいいな」と後押しした。
若手捕手ラッシングとのコンビも息ピッタリ。「フォームの面もアドバイスをくれたり、すごく頭もいいですし、熱い男で、すごく好きです」と表情を和らげた。12勝目はお預けも、チームを救う98球の力投。5万1803人のファンから、拍手喝采を浴びた。



