ドジャースのアンソニー・バンダ投手(32)が、オープナーとしての役割を果たせなかった。
この日の先発はエメ・シーハン投手(25)が予定されていたが、先発マウンドには救援左腕バンダが上がった。フィリーズ打線は2番に今季52発のシュワバー、3番にスーパースターのハーパーと左打者コンビが並び、左腕のバンダに最初のイニングが任された。
先頭ベーダーをカウント2-2から95・7マイル(約154キロ)で空振り三振、シュワバーを96・4マイル(約155キロ)のツーシームで追い込んだが、カウント2-2からスライダーを右翼席へ運ばれた。
続くハーパーに四球を与えたところで、シーハンに交代。オープナーは失敗に終わった。
デーブ・ロバーツ監督(53)は試合前の会見で「アンソニーはこのシリーズで重要な役割を担うことになる。相手が左打ちがそろった打線の構成だからね。彼はオープナーの経験があるし、エメットもブルペンから登板した経験がある。エメットはこの試合に関しては、途中からの方がよりアウトを取るチャンスがあると考えた」と説明。メジャー2年目のシーハンは、オープナーの後の長いイニングを担う「バルクピッチャー」として登板する。
バンダは65試合に登板して5勝1敗、防御率3・34。今季初先発だがメジャー9年間で9度目の先発で、昨季は2試合に先発している。
シーハンは12試合に登板(10先発)して6勝3敗、防御率3・32。前回登板の9日(同10日)ロッキーズ戦では、7回を1安打1失点9奪三振と好投した。
フィリーズは89勝61敗で、ポストシーズン(PS)の進出が決定。ナ・リーグ東地区優勝へのマジックナンバーを「1」としている。
ナ・リーグの勝率1位はブルワーズ、2位がフィリーズ、3位がドジャース。勝率2位までがPSのワイルドカードシリーズを免除され、84勝65敗のドジャースにとって、今シリーズは重要な意味を持つ。



