元巨人の江川卓氏(71)が、自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」で、ドジャース大谷翔平投手(31)の今季の投球について語った。

江川氏は「ピッチャー大谷さんは僕は満足はしていません。防御率はすごくいいんですけど、ピッチャーとしての投げ方としてはものすごく力みがあります。全力を100とすると、ほとんど120%の力で投げちゃってるので、バランスがいい時は打ち取れているんですけど、バランスが悪い時はフォアボール、デッドボールになるという感覚がある」と指摘した。

具体的には「それはどこに表れるのかというと、投げ終わった姿勢が、左足が全部ファーストの方に向いて、体が全部ファーストに向いてしまう。自分の力が伝わって、投げ終わった時に自分の体全体が支えきれてないというか、それがなぜ起こるかというと、力を入れ過ぎちゃってるので、いい時はものすごくいいボールがいってるんですけど、ちょっと崩れるとデッドボール、フォアボールが続くっていうことが起こっているので、ピッチャーとしては完成度は8割くらい。彼の持ってる能力からしてですね、まだまだ良くなっていく」と話した。

さらに「力を抜くっていうのは、軽く投げるって意味じゃなくて、自分の力が力まないでボールに伝わるっていうことなんですけど、それができるとまだまだ上にいけるとピッチャーなので、ピッチングとしてはちょっと力が入りすぎっていうのが僕の今の感覚です。完成される前のまだ荒い段階かな。きれいな鉛筆になるまでの木材を削ってる感じかな。そのちょっと荒い感じがまだまだピッチングには見えるので、ピッチングっていうのはもう少し繊細で、力を入れなくてもいいボールがいきますよっていうところがわかる方向にいけばいいなと今は見ています」と話した。

大谷は今季、投手としては、10試合に登板し、6勝2敗、防御率0・74と安定し、日本人選手初のサイ・ヤング賞の受賞も期待される。

大谷翔平は代打準備も出番なく今季2度目の欠場 ドジャースは今季初のサヨナラ負け/詳細