ヤンキースは20日、ゼラス・ウィーラー内野手(27)の保有権を楽天に譲渡したと発表した。同選手は右打ちで、7月3日(日本時間4日)のツインズ戦でメジャーデビュー。5回に初安打となるソロを放ち、先発田中の12勝目を援護した。今季は29試合で打率1割9分3厘、2本塁打、5打点。三塁で10試合に先発したほか、右翼と左翼も守った。傘下3Aスクラントンでは82試合で打率2割9分6厘、9本塁打、40打点。

 楽天安部井チーム統括本部長は「内外野を守れるのはニーズに合う。アベレージタイプだが(長打の)ツボも持っている」と期待した。メディカルチェックを経て契約する見通しだ。