巨人が、野間口貴彦投手(31)の支配下選手登録を検討していることが11日、分かった。

 野間口は13年9月、右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術を受けた。術後は育成選手として地道にリハビリを重ね、今春キャンプではフルメニューを消化した。実戦にも復帰し、11日のイースタン教育リーグ・日本ハム戦(ジャイアンツ)では1回を投げ被安打なし、無失点と好投した。1軍の実績がある選手が、完治まで時間を要する手術を行った場合、完治した時点で支配下選手としての契約を結び直すケースが過去にも数例ある。野間口も同様のプロセスを踏むとみられる。