DeNAのドラフト1位、今永昇太投手(22=駒大)が14日、横須賀市内のベイスターズ球場で行われている新人合同自主トレ第2クール2日目に初めてブルペンに入り、捕手を立たせて30球の投球練習を行った。

 大学4年の昨年は左肩痛で苦しんだが、現時点では不安はない。まだ5割程度の力ながら、伸びのある直球を駒大の先輩であるドラフト4位戸柱恭孝捕手(25=NTT西日本)のミット目がけて投げ込んだ。

 「ずっと立ち投げはしてきたので間隔を空けたくなかった。それと力まず投げて感覚を取り戻したかった。問題はありません。これから数を投げて肩を作っていきたい。もちろん開幕ローテを目指します」と目標を見据えた。

 捕手を座らせた投球はキャンプイン直前に設定しているが、順調なら早めることも想定している。