ボクシングのWBO世界ライトフライ級王者の田中恒成(22=畑中)がスピードガンコンテストに参加した。

 15年5月に5戦目でWBO世界ミニマム級王座獲得し日本人最速で世界王者になった田中は「I AM STAR」と書かれたタンクトップ姿で、一般参加者とともに参加した。1投目は85キロ、2投目は94キロを計測。「アップでボクシングをしてきました。目標は80キロ。だいぶ恥ずかしいですけど、自分としては目標を達成したので大満足」と振り返った。

 15年に始球式をした以来のナゴヤドームのマウンドでノーバウンド投球を披露した。「今日は仲間(他の参加者)がいてくれたので心強かった。ボクシングと違うところに来ると緊張する。違う土俵に来ると、他の人の家に来たみたい。でも気持ちよかったです」と笑顔だった。【宮崎えり子】