ソフトバンクが2年ぶりにリーグ王者の座を奪回した。パ・リーグ18度目、1リーグ時代を含めると20度目のリーグVとなった。9月16日のリーグVは、15年に自身が記録したパ・リーグ最速V記録を更新した。

 工藤監督は歓喜の胴上げで7度宙に舞った。

 西武が先手を取った。2回無死、先頭の山川が17号ソロを放ち先制した。1点を追うソフトバンクは4回に柳田の30号2ランで逆転に成功した。

 5回には今宮が1死二塁から左前適時打、柳田も1死一、三塁から右翼線に適時二塁打、続くデスパイネも1死二、三塁から右前適時打で、この回4点を追加した。7回には本塁打争いトップを走るデスパイネが33号ソロでだめ押しした。

 先発東浜は6回1失点の好投でリーグ単独トップとなる16勝目。西武先発野上は5回途中6失点で10敗目。