今季ルーキーながら救援として42試合に登板し、2勝4ホールド、防御率2・40を記録した西武平井克典投手(25)が25日、所沢駅前のクリスマスツリー点灯イベントに駒月仁人捕手(24)とともに参加した。

 1/3回で1本塁打を含む3安打2失点と打ち込まれたアジアプロ野球チャンピオンシップ台湾戦を振り返り「個人の結果は納得できていないですけど、これからの野球人生にプラス。もう1回、あのユニホームを着て、やり返したいという気持ちです」。侍ジャパンでのリベンジを誓った。

 平井は今オフ、新球のマスターを目指しているという。「(球種は)企業秘密なので内緒です。ライズボール(浮き上がる球)投げます。ウソです」とおどけたが、直球、スライダー以外のボールを習得し、投球の幅を広げるつもりだ。

 牧田和久投手(33)がポスティングを使っての大リーグ挑戦を決断。もし牧田が抜けるとなれば来季、平井にはさらに重要な場面での出番が回ってくる。「もちろん、そういう勝ちパターンでの役目を取りにいきます」と意気込んだ。