中日の荒木雅博内野手(41)が6日、ナゴヤドームで引退会見を行った。

<球界から惜別の声>

巨人井端内野守備走塁コーチ(中日時代に二遊間のコンビを組み)最後の数年は言葉がなくても、お互いが何を考えているか分かるようになった。空気のような存在だったかな。そういう意味で、あいつと組むときは楽だった。

阪神福留 すごく残念ですね。「お疲れさん」というよりも、僕の中では残念だな、寂しいなという思いが強い。あいつがいたから僕自身もここまで頑張ってこれてる。彼は本当に野球が好きで、レギュラーを取ろうが、自分が一番下手なんだという思いを常に持って練習していた。僕らも負けないようにと思いながら練習してきたけど、なかなか勝てる部分ではない。

ヤクルト宮本ヘッドコーチ お疲れさまと伝えました。同じ時代に二遊間でやっていたので意識していた相手だった。決して恵まれたとは言えない体で、俊足や守備で努力して2000安打を達成した。今後も球界に貢献してくれたらと思います。

日本ハム緒方野手総合コーチ(熊本工の先輩)晩年に、真顔で「最年長の盗塁王を取りたいんですよ」と言っていた。頑張れよと言ったけど、うそつかれたね。これからもコーチや監督もあるだろうし、貢献していってほしい。

ソフトバンク松本輝打撃投手(熊本工の同級生でドラフト2位で福岡ダイエーに入団)高校の時から一緒のユニホームを着てやってきて誇りに思うし、本当に心からありがとうと言いたい。(引退は熊本工同期のLINEグループで知り)びっくりしました。いつまでもやれそうだと思っていたので。本当にすごい。2000本(安打)ですからね。心から、お疲れさまと言いたいです。