前阪神監督の金本知憲氏野球殿堂入りを祝う会が11日、大阪市内のホテルで行われ、約900人が出席した。金本氏は「この盛大な会を催していただきました阪神球団の関係者の皆様方、そしてプロ野球選手としての生みの親である広島カープ球団、松田オーナーありがとうございます」と冒頭であいさつ。広島時代のチームメートでもある新井貴浩氏や阪神矢野監督らから花束を受け取った。

激動の監督生活を終え、今後の活動について壇上で触れた。「来年から第4の人生ですね。現役時代が第1、第2が引退、第3が監督、来年から第4の人生。ゴルフもやり、旅行も行きたいと思っていますけど、野球への情熱というものは多分失うことはないと思います」と話し、野球との関わりは持ち続けるとした。駆けつけた高山や北條ら若手選手には「やっぱりかわいいしね。本当にわが子のように思うし。頼むからこの3年間を無駄にしないでくれ、という思いがぱっと浮かぶわね」と成長を願った。