阪神大山悠輔内野手(24)が18日、プロ入り後、自身2度目となる侍ジャパンの日本代表に選出された。3月9、10日に京セラドーム大阪で行われる強化試合でメキシコと戦う。

「他球団の一流選手たちと貴重な時間を過ごせる。少しでも吸収して今後の野球人生に生かせればと思います。緊張感があるし、気づかされることもたくさんある。プラスになることしかない」と武者震いした。

昨年もオーストラリア戦で招集されたが2戦5打席で無安打だった。阪神からは唯一の選出だが「しっかり自分のやるべきことをやるだけ」と気を引き締めた。

定位置の三塁は手薄なポジションで、大きな可能性を秘める。活躍すれば20年東京五輪出場への道筋も見えてくる。夢の舞台にも「早いです」と笑顔で謙遜しつつも「目の前のことをしっかりやるだけです」と気合十分だ。

今春の沖縄・宜野座キャンプも順調に調整を進め、4番候補として期待されている。「試合に出ること、レギュラーを勝ち取れるように頑張ります。信頼される選手になるように、練習からしっかりやっていきたい」と自覚たっぷりに語った。