スタメン二塁手筆頭候補だった日本ハム渡辺諒内野手(23)の、開幕戦出場が微妙な状況になった。

球団は19日、右内腹斜筋の肉離れで、試合復帰に4~5週間かかる見通しと発表した。17日の阪神戦で違和感を訴え、翌18日に沖縄・名護市内の病院で精密検査を受けていた。

渡辺は高卒5年目の昨季終盤に二塁のレギュラーに定着。60試合に出場し、打率2割4分2厘、14打点、7本塁打を記録した。左内転筋の肉離れ(1度)で別メニュー調整中の主砲・中田に続く主力野手の離脱に、栗山監督は「すげぇ、残念だ」と悔しがり「そういうことがないようにやっているけど。申し訳ない。そういうのが見抜けないのかなと。オレの能力のなさ」と、自分を責めた。