開幕ローテーションを目指す阪神青柳晃洋投手が好印象を与えた。

19日、降雨ノーゲームとなった韓国KIA戦に先発。1回、いきなり連打で無死一、二塁のピンチを背負うが、1死後、韓国球界屈指の好打者チェ・ヒョンウをツーシームで遊撃併殺打に仕留めた。

通算1664安打285本塁打のチェを手玉に取り、矢野監督も「『狙ってゲッツーとった』って言ってた。初球高めから入って次、ゲッツーという理想的な形で狙ったような(併殺の)取り方はできているああいうタイプは他にいないので、貴重な存在」と評価した。

下手投げの変則投手は先発陣の中でも貴重な存在。青柳も「意識してゴロを打たせてアウトを取れた。それは収穫」と深くうなずいていた。