楽天球団は26日、JR仙台駅で4月2日のホーム開幕戦(日本ハム戦=楽天生命パークで午後4時開始)に向けた「東北開幕カウントダウンボード」の除幕式が行われた。

立花陽三社長(48)とJR仙台駅の小松清治駅長に、マスコットのクラッチーナとチアの東北ゴールデンエンジェルスも参加し「東北開幕まであと35日」(26日現在)のカウントダウンが始まった。昨季は本拠地の楽天生命パークでの勝率は過去最低の2割9分(20勝49敗)でパ・リーグ最下位に沈んだ。それだけに、立花社長は「今年こそホームでいい戦いをして2013年以来の日本一になりたい。熱い声援をお願いします」と球団創立15年目の躍進を誓った。

除幕式後は約150人の球団職員が仙台市や塩釜市内で4、5月のホーム8戦のチケット販売活動を実施。昨季限りで現役引退し、楽天アカデミーコーチに就任した聖沢諒氏(33)も参加し、チケット販売出発式では職員を前に「我々はファミリーです。これから販売するぞ!行って来~い」とゲキを飛ばして大いに盛り上げた。自身も三井アウトレットパーク仙台港(仙台市宮城野区)で販売活動を行って「選手にとってたくさんの人に見てもらえるのは気持ちいい。現役時は支えてもらったので感謝したい。今度は現役の選手たちが満員の球場でプレーできるように力を貸したい」(聖沢氏)と、アシストを誓った。【佐々木雄高】