オリックスが、新たな応援スタイルを提案する。試合終盤にチームが負けているときなどに、勝利を願い帽子をひっくり返してかぶるなどのおまじない“ラリーキャップ”を、今季から観客を巻き込んで行う。試合終盤に苦戦しているとき、球団マスコットのバファローブルとベルが“死なない”の意味を込めゾンビ姿の「ラリーゾンB」となってビジョンに登場、観客とラリーキャップでの応援で盛り上げる。

昨年8月の楽天戦で、先発のアルバースが降板後、得点を願いベンチで帽子のツバが上に向くようにかぶったりしたことがきっかけ。延長12回に決勝点を許し敗れたが、球団は助っ人の行動に注目。今回の企画につながった。アルバースは球団公式HPで帽子のかぶり方などを教える「ラリーキャップ講座」にも登場する。「Be Aggressive #超攻撃型」をスローガンにかかげる今季、新たな応援を受け“逆転のオリックス”になる。