初対決は悔いが残る結果となった。日本ハムのドラフト5位柿木蓮投手(18=大阪桐蔭)が14日、イースタン・リーグのロッテ戦(鎌ケ谷)で、大阪桐蔭のチームメートで昨年の甲子園春夏連覇をともにした藤原とプロ初対戦。

2打席で1安打を許し「向こうも状態が良くなかったと思う。その中で打たれたというのは、悔しさもある」と振り返った。

2打席ともに1球勝負となった。第1打席は直球を詰まらせ三邪飛。2打席目は同じく直球を振り抜かれ、左前に運ばれた。「簡単にいったらやっぱり打たれる。あらためて良い打者だなと思った」と、この日3安打1打点のライバルをたたえた。初対戦を終えた藤原は「自分もそうですけど、力がないと思う。1軍というのがプロ野球だと思うので、もっと上の世界で戦えたらいいと思う」。柿木も「次はお互いに良い状態で勝負したい」と再戦に向けた。

公式戦2度目の先発登板は3回、70球を投げ4安打4失点。「前(の試合)と比べたら3イニング投げられたのでよかったですけど、セットのフォームだったり課題が出たと思う」という。次回は23日、同リーグ西武戦(鎌ケ谷)で先発する予定。1軍での「桐蔭同期対決」まで、腕を磨いていく。【山崎純一】