阪神平田２軍監督、４打点の高寺望夢は「実戦になると頼もしい」一問一答

阪神2軍が大阪市大と練習試合。初回に佐藤蓮投手（23）が二塁打と四球で無死一、二塁としてから2本の適時打で2点を失うも、以降は投手7人が無失点リレー。

打線も4回に同点としなおも無死満塁の好機に、高寺望夢内野手（18）が右前に勝ち越し2点適時打を放ち決勝点に。高寺はこれを含む2安打4打点の大活躍。平田勝男2軍監督（61）も「（高寺は）実戦になると頼もしい」と感心した

平田2軍監督の一問一答は以下の通り

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－佐藤蓮が初回に打ち込まれた

平田2軍監督　打ち込まれたな。まあそういうための育成試合なんで。今日は2ボールになって、ちょっと置きにいくところがあるんで、そういうところを課題にして、置きにいくなよ、四球出してもいいから腕振って真ん中めがけて投げろ、という話をちょっと。公式戦だと、どうしてもストライク欲しいから置きにいくというか、腕の振りが悪くなるんだけど、そういうところをちょっと試合前に話したんやけど。スピードガン的には146（キロ）とか7とか出ているけど、簡単にあれを痛打というか。その後投げた和雄（伊藤）なんかは138（キロ）とかでもやっぱり今日はある程度、ストレートの質というか、146～147投げてもそのへんは課題としてね。次に投げた和雄は137～138でも真っすぐの質が良いからファウル取れる、空振り取れる。変化球でストライクは取れるようになってきているんでね。もうちょっと（佐藤蓮は）ストレートの質というか、スピードガンばっかりにとらわれずにやっていかなあかんかなというところはあるな。

－他の8人の投手が抑えたのは大きいか

平田2軍監督　全然、大きくない。格の違いを見せているのは和雄だけだもん。そういうところはこれから質を上げていかないといけない、力を上げていかないといけない。そのための育成試合なんで。

－原口、片山が一塁守備に入った

平田2軍監督　原口なんか大したもんだよ。昨日（4日）も（エキシビションマッチ・オリックス戦で）ホームラン打っているのにさ。なかなか（2軍の試合には）来ないよ

－志願か

平田2軍監督　もちろん志願だよ。『昨日、ホームラン打ったから来ないと思った』と（原口に）言ったら『打席に立ちたいんで』と。一昨日の雨の日も室内来てやっていたからね。こういう原口クラスでも打席を欲しがってゲームに出て最後、一塁の守備も守って、ヒットも打って、四球も選んでしっかりボールを見極めて。こういうことやるということよ

－試合前にダッシュしたり準備

平田2軍監督　そういうところの見習う点を木浪にしてもそう、1軍から来ている選手の姿勢というのは若い選手の見本になるわね

－高寺の本塁打が本塁打からファウルに判定が変わり幻に

平田2軍監督　あれはファウルや。落ちてきたところがフェアに見えるんや。でもその後、ツーベースとタイムリー打っているし、望夢（高寺）はちゃんとやっぱり実戦になると、やっぱり意外と頼もしいね。

－ロハスの打撃練習の後に話をしていた

平田2軍監督　やっぱりまだ（練習に）来て2日だし、この暑さだし。韓国も暑かったというけど、コンディション、慌てて故障が一番困るんで、コンディションだけはね。全然、問題ないと言っていたけどね。そのへんは明日の状態見てというところになるわね。

－明日（6日）からの広島戦にロハスは

平田2軍監督　まだ分からない。まだ2日なんで。生きた球を見たい、打ちたいという話はしていたけど、明日の状態を見てだな。

－片山が少ない打席で本塁打を

平田2軍監督　片山はこの前からレフト前打ったり、今日も本塁打打ったり、凡打の内容も良くなってきている。片山は少しずつちょっと自分の打撃ができつつあるかなという感じやね。

－高橋がブルペン入り

平田2軍監督　良かったなあと言ったら、全然ですと言われた。