ロッテ佐々木朗希投手(20)が18日、オープン戦巨人戦(東京ドーム)で、シーズン開幕前最後の登板に臨む。先発し、100球前後を投げる予定だ。

井口資仁監督(47)は17日にZOZOマリンでの練習後、報道陣に対応。18日のスタメン捕手について「明日は松川ですね」と明らかにした。4試合連続で、ドラフト1位の松川虎生捕手(18=市和歌山)とのバッテリーになる。

松川については、井口監督がすでに開幕投手石川と組んでの「開幕マスク」の方針を明かしている。この日、あらためて「この投手にはこの捕手、みたいな感じで絞ってきているので」と説明し、18日のスタメン起用についても「(佐々木朗は)ずっと松川と組んでますしね」。開幕後の“朗希-松川”の方向性にも触れた。

佐々木朗も初めてバッテリーを組んだ試合から「違和感なくしっかりできたかなと思います」と、松川との時間を振り返っていた。160キロ台連発の直球や、140キロ台終盤のフォークも正確に捕球。2歳差の高卒ドラ1バッテリーはどんどん様になっている。

この日はZOZOマリンで調整。キャッチボールでは二木を相手に強い球を投げた。練習を重ねての中12日での登板に「試すことは試しながら、ミスがあればそれを生かし、反省しながらシーズンにつながる投球ができれば」と初の巨人戦登板を見すえた。

東京ドームを訪れるのは修学旅行以来、投げるのは初めて。頼もしい後輩とともに弾みをつけ、プロ3年目の準備を完了させる。シーズン初登板は開幕3戦目、27日の楽天戦(楽天生命パーク)が有力だ。【金子真仁】

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