阪神糸井嘉男外野手(40)が18日、出場選手登録を抹消された。

プロ19年目の今季は58試合出場で打率2割2分5厘、3本塁打、22打点。ただ、7月の出番は2試合だけ。7月7日以来、出場機会から遠ざかっていた。17日の中日戦後には自身のツイッターに「みんな頑張ってね See You Again #闘争心は消えない」と投稿。2軍戦で実戦勘を取り戻した後、球宴明けに1軍復帰する見込みだ。

矢野監督は本人と話し合いの場を持ったことを明かした上で「嘉男はどうしても最後のいいところで(代打出場)となっちゃうと、試合で(打席に)立つ機会がなかった。それだったら打席に立って、いろいろ試して後半戦に備えた方がいい。後半戦のスタートの時には戻ってきてもらう」と強調。上位進出へ欠かせない存在だけに、早い段階で状態良化のタイミングを与える。

 

○…矢野監督は好調の広島打線を警戒した。3連勝した前カードの巨人戦では、3試合連続の満塁弾が飛び出すなど打線が活発。新加入の秋山と今季初対戦にもなるが、指揮官は「誰か1人を抑えて勝てるわけじゃない。秋山にこだわるわけにはいかないし、前後のバッターも抑えないとダメ。いかに点を少なくってことを考えるだけ」と表情を引き締めた。

○…ルーキー桐敷は中継ぎにまわることが決まった。自身4度目の先発でプロ初勝利を狙ったが、広島戦は雨天中止。矢野監督は「これも巡り合わせやから(しょうがない)。でも、明日は中(中継ぎ)に入れようかなと思っている」と明かした。7日広島戦では負け投手にはなったが、5回1失点と力投。リリーフとして好投を続ければ、後半戦で再び先発のチャンスも巡ってきそうだ。

阪神ニュース一覧はコチラ>>