日本ハム清宮幸太郎内野手(23)が、“ソロアーチスト”の座を返上した。

3回2死二塁、東浜の3球目、139キロ直球系を右中間席に運ぶ先制の12号2ランを放った。「(二塁走者の)梅さん(梅林)がキャリア2本目のヒットを打ったので『これはなんとしても生かさないと』という気持ちで打席に入りました。何より得点圏で打つことができてよかったです」と喜びもひとしおだった。

これまでの11本塁打は全てソロだったため、今季初めての複数打点アーチ。清宮自身も自覚し、クイックモーションを苦手にしていると明かしていた。チームメートからも「めちゃめちゃ、あおられますよ。めちゃめちゃ言われます」と笑っていたが、ついに脱出した。

8回2死一塁の第4打席ではこの日2本目となる13号2ラン。4打点をたたき出し、チームの勝利に貢献した。

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