巨人の白星が遠い。後半戦再開戦から2連敗、前半戦から4連敗となり、借金7に膨らんだ。

先発戸郷翔征が“2ケタ勝利チャレンジ”に挑んだ。昨季まで2年連続9勝をマークしている。あと1勝の壁を越えられず。3回に中野に先制適時打を許し、今季阪神戦は20イニング目にして初失点。5回には梅野にソロ弾を浴びた。8回4安打2失点の好投も勝利はつかめず。プロ初完封で今季9勝目を挙げた7月12日の阪神戦から2戦連続で足踏みとなった。

主砲岡本和が“復活弾チャレンジ”に挑んだ。7月6日ヤクルト戦で今季21号を放つも、約1カ月も快音から遠ざかっている。2回無死から左前打で後半戦初安打を放つも得点、勝利には結びつかなかった。

吉川が“天敵攻略チャレンジ”に挑んだ。2点を追う6回に右中間席に5号ソロを放った。今季は2試合連続完封勝利を献上していた阪神伊藤将から24イニング目でようやく得点を奪った。

反撃は1点にとどまり、決定打を欠いた。巨人の苦境は続く。

▽巨人戸郷(2ケタ勝利にリーチをかけた後は昨年から7試合連続で足踏み)「失点してしまったことは反省して、次の登板に向けてしっかり調整していきます」

▼巨人が本拠地の東京ドームで7月7日ヤクルト戦から1分けを挟み8連敗。東京ドームで8連敗は17年5月17日~6月4日に次いで5年ぶり2度目。後楽園球場では7連敗が最多で、巨人にとって本拠地球場で8連敗は後楽園球場、東京ドームを通じて2度目のワーストタイ記録。

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