新生活も“ばんばんざい”だ! 巨人ドラフト1位の浅野翔吾外野手(18=高松商)が22日、ジャイアンツ球場での新人合同自主トレに参加。第3クールに突入して疲労もたまってくる中、寮の自室でみる新世代のユーチューブ動画でリフレッシュしている。

男子1、女子2の人気グループユーチューバー「ばんばんざい」。チャンネル登録者250万人を突破しているグループで「全然気を使わずにわちゃわちゃしてるのが面白い。動画は高校の時から見てます。るなちゃんもかわいいので。恥ずかしいですね…(笑い)」と赤面しながらも、最年少のメンバー「るな(森元流那)」推しと明かした。

囲み取材中には同学年の育成3位・吉村優聖歩投手(18=明徳義塾)が記者に紛れこみ「しづらいわ、どっかいけ(笑い)」とあたふた。それでも連日の取材対応を丁寧にこなす。「疲れてるからといって(取材)対応を変えたりはしたくない。相手の方に失礼だと思うので、一社会人としてしっかりとやっていきたい」と神対応を約束。若きユーチューバーに負けじと「浅野翔吾」の名をとどろかせていく。【小早川宗一郎】

○…ドラフト4位の門脇が身銭を切ったケアで鉄人を貫く。春季キャンプの1軍スタートが決定し、キャンプ地には自ら購入した65万円の酸素発生器と8万円の足用マッサージ器を持参する。高校1年時から大学まで公式戦999イニング(116試合)でフル出場を続けており「体は強いと思ってないからこそ、自分でケアをしてきた結果がつながってるのかなと思います」と意識を高く保つ。

○…育成のスピードスター鈴木が1軍スタートの春季キャンプから勝負をかける。憧れていた新任の鈴木尚広外野守備兼走塁コーチに秋季キャンプから指導を受け、オフ期間は盗塁技術を磨いてきた。「ここでアピールしないと今年で終わりだと思っている。緊張感が高まってます。まだ全然増田大輝さんの方が上だと思うけど、抜かせるように」と代走のスペシャリストの座を狙う。

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