DeNA東克樹投手(29)が新フォームでエースの称号を確固たるものにする。26日、球団施設DOCKで自主トレを公開。キャッチボールやブルペンで立ち投げを行った。「平均球速アップ」をテーマに投球フォームを修正し「一気に変えるとフォーム全体が崩れる可能性があるので、1年、2年(先)を考えながら。今の段階では20%くらいかなと。徐々に変わってきたという感じです」と長い目で見据えた。
きっかけは今オフに訪問した動作解析施設「NEXT BASE」での分析結果だった。左腕の使い方が器用で持ち前の制球力につながっていた一方、下半身から指先までの力の伝わり方でロスが多いという数字が出た。課題を克服すべくフォームの修正に着手。「膝の屈曲が90度じゃなくて、山本由伸投手(ドジャース)のようなピンという感じに。その方が股関節に体重と力が伝わっていく」と力が伝達しやすいフォームを模索する。
2年連続2ケタ勝利を記録し、エースと呼ばれるための試金石と位置づける今季。開幕投手筆頭候補の左腕は「チームがどう一丸となって勝てるのかを考えながら取り組んでいくことも、1つの役割だと思っています」と覚悟をにじませた。姿勢はグラウンドで示す。【小早川宗一郎】



