巨人戸郷翔征投手(26)が鬼門打破に出る。先発予定の23日広島戦(マツダスタジム)に向け、22日は川崎市のジャイアンツ球場で調整。

「マツダはジャイアンツとしてもそんなにいい結果が生まれていないと常に言われていますし。でもね、なんとか打破しなきゃいけないので。僕自身もしっかり、いろんなイメージはありますけどね、広島に対してのデータだったりとか、そういうところをしっかり見て、過去のことはそんなに気にはせずにやりたい」と掲げた。

個人では昨季、悪夢を見た場所になる。4試合先発し、0勝3敗、防御率9・31。特に昨季3度目の先発となった4月11日には3回1/3で10失点と自己ワーストのマウンドも味わった。今季まで続く不振の始まりを象徴するような、広島の過酷な夜だった。

いま、ようやく長かったトンネルを抜けてきた。6月10日楽天戦では9回完封勝利を収めたばかり。そして、マツダに戻る。「いろいろなイメージがある」と言及したことには、去年の失意も含んでいるだろう。「やっとつかんできたなって感じがしています」。3連勝中の手応えをぶつけ、払拭(ふっしょく)する機会になる。「もちろん自分の勝ちっていうのもそうですけど、チームの勝ちにやっぱり貢献したいなと思って。しっかりゲームをつくってやっていきたい」と臨む。