楽天が鬼門の山形ナイターを制し、首位西武相手に5カードぶりの勝ち越しを決めた。

2点を追う3回1死満塁、カーソン・マッカスカー外野手(28)の左前2点適時打で追いつくと、2死一二塁で村林一輝内野手(28)の2点適時二塁打で勝ち越しに成功。2巡目での攻略に吉井理人監督(61)は「(西武先発のワイナンスは)ゴロピッチャーなのでゾーンをあげて、来た球をしっかり打とうという作戦でした」とうなずいた。

5回は1死からマッカスカーの左翼場外への豪快ソロ本塁打でリードを広げ、6回は敵失や四球などで3点を追加した。2安打3打点の助っ人は「自分のベストのスイングをすることだけを考えて振りました。チームにとっていい結果につながったので、いい気持ちです」。吉井監督が就任してからは4試合連続で打点を記録し、4番の仕事を全うする。

先発の滝中瞭太投手(31)は援護をもらい、6回10安打2失点と粘投。「しんどいピッチングでした。なかなか守備からリズムを作れなかったので申し訳なかったんですけど、得点を取ってくれたんでなんとか大量失点しないように丁寧に投げました」と要所をしめた。2番手・西垣が2失点と反撃にあうも、柴田、九谷、藤平の継投で逃げ切り、滝中はチームトップタイの4勝目をあげた。

前日22日の西武戦(東京ドーム)で吉井新体制で初勝利をつかんだ勢いそのまま、過去12戦1勝11敗だった山形ナイターで18年以来の白星。首位西武相手に連勝し、指揮官は「頑張ってくれました。パ・リーグを盛り上げるためには上位をやっつけていく、野球ファンが喜んでくれると思うので必死にやっていきたいと思います」。次戦は25日、本拠地での3連勝で連勝街道に乗る。

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