劇的な1発でオリックスが連敗を「3」で止めた。
1点を追う7回1死二塁から打線が粘りを見せた。今季初の1番で起用された山中稜真捕手(25)がファウルで粘ったカウント3-2からの楽天3番手・中込の10球目を一塁へ強烈なゴロを放ち失策を誘発。続く太田椋内野手(25)もファウルで粘りフルカウントから四球を選び1死満塁の好機をつくった。
絶好機に西川龍馬外野手(31)は有利なカウント3-1からの5球目、142キロ直球を強振。打球は高い弾道で右翼席に飛び込んだ。この日は試合終了後に、花火大会が予定されているが、西川が先に大玉を披露。3万を超える観衆は大歓声で喜んだ。
「ここまでチャンスで結果を残せていなかったので、取り返す気持ちで打席に入りました。最高の結果につながって良かったです」。11年目のベテランはスタンドから送られる歓声のシャワーをベンチで気持ちよく浴びた。
先発の九里亜蓮投手(34)が、持ち前の粘りの投球を見せた。2回1死後に鼻血を出すアクシデントに見舞われたが治療後も続投。7回5安打2失点で勝利を呼び込み、6勝目を手にした。
▼オリックス九里(2回には鼻血でベンチで治療を受けながら7回2失点で6勝目)「(鼻血は)止めずに吸ってました。(野球をしていて鼻血は)出したことないです。初めて。(西川の逆転満塁弾は)うれしかった。頼もしい野手陣だと思います」



