広島は30日、広島県警察が矢野雅哉内野手(27)と前川誠太内野手(23)の居宅等の捜索を行った事実を明かし、捜査への全面協力する旨と前川の出場選手登録を抹消することを決めた。
今年1月に羽月元広島選手が「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物エトミデートを使用したとして逮捕、起訴され、拘禁刑1年執行猶予3年(求刑拘禁刑1年)の判決を言い渡された。その後、一部週刊誌報道を受け、矢野が出場選手登録を抹消された。
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ゾンビたばこ経過
◆25年12月16日 広島県内で110番を受けて警察官が向かった先に通報者と羽月元選手がおり、任意同行した尿検査でエトミデートの陽性反応が出た。
◆26年1月27日 指定薬物エトミデートを摂取したとして、広島県警は羽月元選手を医薬品医療機器法違反(指定薬物の使用)の疑いで逮捕。同日午後に広島中央警察署から身柄が移送された。
◆同1月28日 広島が羽月元選手の活動停止処分を発表。
◆同2月17日 羽月元選手が広島地方検察庁に薬機法違反の罪で起訴される。
◆同2月18日 羽月元選手は保釈が認められ、保釈金300万円を即日納付し、勾留先の広島県警察本部留置場を出た。
◆同2月24日 広島は起訴を受けて、羽月元選手の契約を解除。翌25日付で自由契約選手として公示。
◆同5月15日 羽月元選手は広島地裁で行われた初公判で「周囲にも吸っているカープの選手がいた」と証言。これを受け、球団は全選手を再調査する考えを示した。同選手は起訴事実を認めて即日結審し、拘禁刑1年、執行猶予3年の判決が言い渡された。
◆同5月28日 羽月元選手が交流サイト(SNS)のライブ配信で、自身を含む広島の「6人が同じ人物から購入していた」と主張。
◆同6月1日 広島県警は羽月元選手に「ゾンビたばこ」を譲り渡したとして、東京都千代田区の自営業の男を逮捕。
◆同7月17日 広島矢野が出場選手登録を抹消された。同13日に一部週刊誌で「ゾンビたばこ」を譲渡したとされる人物と密室にいた写真が掲載されたことを受け、鈴木球団本部長は「売人と呼ばれる人と密室にいること自体が、強い疑念を抱く状況なので、1軍のグラウンドでプレーさせるのは抵抗がある」と説明。



