阪神との同率首位で迎えた後半戦初戦、ド派手ユニホームをまとった巨人ナインが攻守でDeNAを圧倒した。この日はジョーダンブランドとのコラボデー。全員が絵柄の違う1着で臨んだ一戦で、見事に投打の個性がかみ合った。
いきなり先手をとった。1回1死、松本剛外野手(32)が移籍後257打席目での初アーチをかけた。DeNA平良のスライダーを左翼席へ。2季ぶり、移籍後初アーチに「本塁打を打てるタイプじゃないので。現地で見た方はいいことあると思います」とお立ち台でおどけた。
5回1死では、佐々木俊輔外野手(26)が右翼席へ運ぶ東京ドーム初弾の8号ソロ。「本塁打を打てるタイプじゃないので、今日は打つしかないと頑張ってました」とかぶせてきた帝京の後輩とのお立ち台に、松本は「明日の1面は帝京アベック弾でお願いします! 」と笑った。
投げては先発ハワードが負傷明け約4カ月ぶりの登板で7回無失点。6回1死まで完全投球で移籍後初勝利を挙げた。対DeNAは今季これで11勝3敗に。橋上監督代行は「(ユニホームは)似合う人、似合わない人がいるかどうかは分からないですけど、いいんじゃないかな」と歓迎した。
◆巨人×ジョーダン・ブランド バスケットボール殿堂入りのマイケル・ジョーダン氏のレガシーを継承する「JORDAN BRAND」と、プロ野球で初めてのコラボレーションが実現。デザインの核となるバンダナ柄のコンセプトは、東京を拠点とするブランド「NOMARHYTHM TEXTILE」によるテキスタイルデザインを取り入れた。「1人1人が自分らしく咲くことの大切さ」がテーマ。ユニホームには、ジャイアンツが長い歴史の中で大切にしてきた伝統的な花文字に加え、「JORDAN BRAND」を象徴するシカゴレッドを採用。選手に合わせた個々のデザインが施されている。
◆マイケル・ジョーダン 1963年2月17日生まれ、米ニューヨーク州出身。ノースカロライナ大を経て84年にNBAドラフト全体3位でブルズ入り。チームに6度のNBA優勝をもたらし、個人でも6度のファイナルMVP、5度のシーズンMVPを獲得。15年の現役生活で得点王10度、歴代1位の1試合平均30・12得点などの実績を残し、「バスケットボールの神様」と称される。93年に1度引退し、大リーグに挑戦。ホワイトソックス傘下2Aでプレーしたが、95年にNBA復帰。98年に再び引退したが、フロント入りしたウィザーズで01年に現役復帰。03年までプレーした。スポーツ界を代表する世界的アイコンとして現在も大きな影響力を持つ。



