左アキレス腱(けん)の断裂から完全復活を遂げた阪神石井大智投手(29)が、1回を投げ1安打無失点に抑えた。

試合後、女房役の坂本誠志郎捕手(32)は「込み上げてくるものはありました」と明かし「難しい打順、難しい状況の中でも丁寧に時間をかけて抑える感覚は失われていなかった」と振り返った。

2-3で迎えた8回から2番手で登板。先頭の牧に四球を出すも、続く筒香を三飛。その後1死一、二塁と得点圏に走者を置いたが、宮崎を見逃し三振に打ち取った。最後は蝦名を中飛。1イニング28球を擁すも、追加点は与えなかった。この日最速152キロも計測し「いいボールが来ていたと思う」と坂本。真っすぐは力強かった。

一時は今季絶望の危機も、超速回復でシーズン最終盤に間に合った。チームは優勝マジックを点灯させ、球団初のリーグ連覇が視野に入る。坂本は右腕の復帰に「頼りになる投手が1人増えたと思う」と話した。

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