ヤクルト山田哲人内野手(34)が自身初の代打サヨナラ弾で2連勝に導いた。同点の9回1死二塁、1ボールから中日の6番手橋本の2球目スライダーを振り抜き、左翼席へ放り込んだ。今季2号は劇的な1発となり「良い角度で上がってくれましたし、自分のスイングができたので、いったと思いました」。試合終盤に雨脚が強まっていた本拠地神宮の大歓声を背に1周。両手を上げて本塁に入り、歓喜の水シャワーを浴びた。

今季はけがに苦しみ開幕から2軍生活。待望の1軍昇格は8月22日で、代打起用も少なくなかった。「ちょっと代打の成績が良くないので打てる気がしなかったですけど」と苦笑いで振り返りつつ、「自分の中で切り替えて、開き直って打つことができました」とうなずいた。

チームとして今季8度目のサヨナラ勝ち。自身は19年以来7年ぶりのサヨナラ弾だった。久々の一撃が今季神宮初アーチとなり、「つらい思い、悔しい思いもしましたし、1軍でプレーできることは感謝の気持ちでいっぱい。1勝でも多く、今日みたいなゲームをみなさんに届けられれば」と誓った。【松尾幸之介】

▼ヤクルト山田が代打でサヨナラ本塁打。山田のサヨナラ本塁打は18年6月28日中日戦、19年9月4日広島戦に次いで3本目。前日まで山田の代打成績は今季10打数1安打、通算では57打数14安打、打率2割4分6厘の本塁打0。通算313本塁打目となったが、代打本塁打は初めてだった。

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