オリックスの新助っ人、エバン・マクレーン投手(28=カージナルス)が22日、巨人との練習試合(沖縄セルラー那覇)に先発し、3回2安打無失点と好投した。直球は130キロ台ながらツーシームとカットボールを両サイドに収め、カーブとチェンジアップで打者のタイミングを外す、技巧派ぶりを発揮。2回1死一、二塁では長野久義外野手(26)を狙い通りの三ゴロ併殺に打ち取った。「打者を見ていると引っ張りか、押っつけか分かったので、両サイドを使っていった。三振をとる球はないので打ち取るのが自分の持ち味。順調にきているよ」。貴重な左腕が先発ローテ候補として存在感を示した。

 [2011年2月22日15時36分]ソーシャルブックマーク