「火の玉」を信じろ!
阪神矢野輝弘捕手(40)が14日、WBC日本代表候補の藤川球児投手(28)の活躍に太鼓判を押した。キャンプ初日の1日以来、13日ぶりにブルペン入り。守護神の全87球だけを受けて「球児はスピードもそうだけど、角度のついたボールが1番の特徴。そういうボールが来ていた」と安心した。
「球児も『1回受けといて欲しい』と言ってくれたから」。右ひじ手術明けで別メニュー調整を続けていたが、いよいよ本業に戻った。球児は11日の日本ハム戦で実戦初登板し、1回を1安打1四球、無失点。右足内転筋痛も影響し「最悪の状態」と話したが、恋女房は絶大なる信頼を寄せる。
「毎年この時期はそんなに良い訳じゃない。今年は早く仕上げるという意味で、結果を求めていたんだろう。今日も後半は良くなっていたし、悪いところは特にないよ」。
実際に球児も「50球目ぐらいから急に良くなった」と説明。実戦に近い形で審判、打者をつけ、78球目からはサインも出した。「サインを出すことで、試合で抑える投球になっていった」。さらに「ボールを長く持とうとして体が開いていた。気がついたことは一通り伝えたよ」とアドバイスした。
昨年8月の北京五輪ではともに苦汁をなめた。「1番最後を任されるのは大変だけど、対打者というより球児自身の球を投げたら、結果は出る。自分のボールを投げることを意識してほしい」。国を背負う苦しみを理解し、活躍を信じている。【佐井陽介】
[2009年2月15日11時9分
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