ヤクルト相川亮二捕手(34)が快速左腕の復活をアシストする。来年1月に、高校の1年後輩でもある石井弘寿投手(33)と恒例のサイパン合同自主トレを行う。石井は06年秋に左肩を手術して以来、4年間1軍で登板がなく、背水の覚悟で来季に臨む。08年オフに横浜からFA移籍した相川は「ヤクルトに入って、彼とバッテリーを組むのを望んでいた。何とか手助けしたい。全体的にリードしたい」と全面サポートを誓った。

 東京学館(千葉)時代はバッテリーを組み、プロ入り後も親交が深い。相川は07年12月に右肩の手術経験があり、リハビリのアドバイスも送っている。「このまま終わってほしくない。(来春)キャンプ初日から彼の球を受け取れるように準備しておきます」。およそ20年ぶりの黄金バッテリー結成を目指す。

 [2010年12月20日7時32分

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