★日本のプロを経由せずにメジャーに挑んだ主な選手

 ◆鈴木誠(マック鈴木)

 滝川二高を1年で中退し、92年に渡米。独立リーグを経て93年にマリナーズとマイナー契約し、96年にメジャー昇格。計4球団でメジャー通算16勝。02年ドラフト2巡目でオリックスに入団し05年まで在籍した。

 ◆多田野数人

 立大で東京6大学通算20勝。02年ドラフトで自由獲得枠候補だったが、横浜が直前に指名回避。他球団からも指名がなく03年にインディアンスとマイナー契約。04年にメジャーに昇格し、通算1勝。07年大学・社会人ドラフト1巡目で日本ハム入団。

 ◆田沢純一

 新日本石油ENEOS(現JX―ENEOS)のエースとして08年都市対抗野球優勝に貢献。ドラフト1位候補だったが、メジャー挑戦を表明。レッドソックスと3年総額330万ドル(当時約3億1400万円)でメジャー契約。プロ球界を経ず、直接メジャー契約した史上初の日本人選手になった。