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侍ジャパン初黒星イチロー4の0/WBC

6回裏日本無死一塁、イチローは外角球に腰を引き遊ゴロに倒れる
6回裏日本無死一塁、イチローは外角球に腰を引き遊ゴロに倒れる

<WBC・強化試合:日本2-7西武>◇2月28日◇東京ドーム

 イチローのバットから快音が、なかなか聞こえてこない…。5日開幕の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するサムライジャパンが西武に完敗して初黒星。3番イチロー外野手(35=マリナーズ)が4打数無安打、6回には盗塁を試みたが失敗に終わった。結果は関係なく、あくまでも内容が問われる強化試合。それでも3番イチローが本来の輝きを放たないと、打線が機能してこない。1日、巨人戦(東京ドーム)で本番前の実戦が終了する。

 試合後、ロッカールームから姿を現したイチローは、狭い通路にごった返したメディアの前に自ら立ち止まった。日本が誇る“安打製造機”のバットからいまだ会心の当たりが生まれていない異変。結果が伴わない現実を冷静に受け止めていた。

 イチロー (結果が)出ていないこと…。難しいね。感触ですかね。ただ、見えてる課題はハッキリしているので、それが解消されないとやっかいだけど…。

 表情から不調を感じさせるものはなかった。ただ、結果だけをとらえれば、ファンがため息をつくのも仕方がない。本番モードに突入したチームだが、持ち前のパフォーマンスは完全に空回りした。

 1回1死二塁。西武ワズディンの初球を力なく三塁ファウルエリアに打ち上げた。3回は中飛に倒れ、続く6回に一塁走者になって二盗を試みたがベース手前でタッチアウト。07年ア・リーグの連続盗塁成功記録(45)をマークしている男は「このタイミングで走るとアウトになるというのを体験した」と振り返ったが、らしさはすっかり影を潜めている。

 実戦5試合で18打数3安打、打率1割6分7厘。サムライジャパンの魅力は、「塁に出る」「走者をかえす」という2パターンに対応できる3番イチロー、「つなぎのできる」4番稲葉が“売り”のはずだが、現状では機能していない。「どのタイミングで(前打者の)イチロー君が走るのかなと考えながら打席に立っている」という稲葉が好調をキープしているだけに3番打者が余計にクローズアップされてくる。

 もっともイチローも、この日から一気にテンションを上げるはずだったに違いない。試合開始の約4時間前に行われた公式会見では「ドキドキしております。(これからこの)ドキドキが、ドッキン! ドッキン! になるぐらいと想像していますけど…」と気持ちの高ぶりを認めていたが、結果として表れてこない。

 原監督は「着実にいい状態に近づきつつある。ファーストストライクに反応しているし、昨日より今日…というふうに見ている」と、かばうかのように上昇気配を強調。イチローは帰り際に「(状態が)6に近くなってきたかな」ともらした。残された時間は限られているだけに、ファンは快音が聞かれるその瞬間を待ち焦がれている。【寺尾博和】

 [2009年3月1日8時53分 紙面から]

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