帝拳ジムの本田明彦会長が早くも新王者となった村田諒太の今後について言及した。

 初防衛戦は来年の春ごろに日本、その次に米国で試合をする見通しを示した。

 ミドル級には世界主要3団体の頂点に立つゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)ら強豪がひしめく。本田会長は「今度はゴロフキン級とどう闘っていくか。チャレンジだ」と新王者の成長を期待した。

 村田が契約した米興行大手トップランク社を経営するボブ・アラム氏は「攻め続けて素晴らしかった。来年にはラスベガスで試合をするだろう」と上機嫌でたたえた。