大日本プロレスの横浜大会が17日、横浜文化体育館で行われ、故橋本真也さんの長男大地(25)がベルトを初獲得した。

 セミで世界ストロングヘビー級王者鈴木秀樹に挑戦。強烈なハイキックやけさ切りチョップと、新日本で活躍した父親譲りの攻撃を繰り出し、最後は垂直落下式DDTで勝利した。子どもの頃から父が取ったIWGPヘビー級ベルトなどを触っていた橋本は「ベルトを巻くのは自分が取ってからにしようと思っていた。めっちゃうれしい」と涙ながらに話した。

 父が旗揚げしたゼロワンで11年3月にデビュー。結果を出せずIGF、大日本と渡り歩いた末、6年で念願のベルトをつかんだ。「自己評価はまだまだですが、ステップアップしていきたい」と飛躍を誓った。