DDTは15日、都内のホテルで25日に両国国技館で開催する旗揚げ21周年記念大会の主要出場選手による記者会見を開催した。

 メインのKO-D無差別級選手権で王者竹下幸之介に挑戦する石川修司は「今回の両国大会で、3年連続両国のメインを戦うことは、レスラー冥利(みょうり)に尽きる。今年は43歳になる年だが、過去最高の自分として臨んで、勝利という形で終わらせたい」と、ベルト奪取に意欲を見せた。迎え撃つ王者竹下は「2回目にベルトを巻いて、1回目とは団体を背負う覚悟、気持ちの強さが違う。石川選手がこのベルトを巻きたいという意味が分からない。絶対防衛して12回目を達成する」と意気込んだ。