プロボクシング前WBC世界ライトフライ級王者ガニガン・ロペス(36=メキシコ)が、現王者拳四朗(26=BMB)からのベルト奪回に自信をみせた。

 25日に東京・大田区総合体育館で控える1年ぶりの再戦に向け、18日に成田着の航空便で来日した。昨年5月、0-2の僅差判定負けで王座陥落した拳四朗戦を動画で何度も見たことを明かし「私が勝っていました。今回はいけると思うし、試合を見てもらえれば分かる。白黒をはっきりつけます」と完全決着戦に向けて神経を研ぎ澄ませた。

 母国メキシコでは120回ほどのスパーリングを消化。減量も問題なく進んでおり「明日にでも試合ができる状態」と手応えを口にした。同級1位で最強挑戦者として臨むリマッチとなる。ロペスは「1年間、WBCのベルトを(拳四朗に)貸していただけ。貸していたものを返してもらう」と自信の笑みを浮かべた。