丸藤とともにノアを支えてきた杉浦貴(48)が、セミのタッグ戦で、全日本の秋山準組と30分時間切れ引き分けの死闘を演じた。

杉浦は、かつてノアに所属したこともある秋山に闘志を燃やし、試合開始からエンジン全開でぶつかった。激しいエルボー合戦では、秋山に打ち勝ち、ふらふらにさせた。終盤まで激しい戦いは続いたが、決着がつかず引き分け。

「30分じゃあ足りないってことだね。秋山は全日本でトップ戦線でやってんのか? 年を取るのはまだ早い。後輩に譲ってる場合じゃないよ」と大先輩に奮起を促した。

一方、秋山は「久しぶりのノアのリングは感慨深い。今日は丸藤の20周年ということで、本当に真っ白な気持ちで出てきた」と、淡々と話していた。