プロレスリング・ノアのマサ北宮(30)が東北総局を訪れ、27日に仙台PITで開催される興行をPRした。

ノアは2月にオーナーが代わり、変革期を迎えている。団体の象徴だった緑のマットが白に変わり、ロゴマークも一新された。新生ノアとして、初の仙台興行となる。当日はグローバル・タッグリーグ公式戦が行われ、マサ北宮は稲村愛輝(28)とタッグを組み、マイバッハ谷口(42)火野裕士(34)組と対戦する。

現在ノアの勢力図は、弱冠22歳でエース格にのし上がった清宮海斗を筆頭に、イケメンたちがリングを席巻している。武骨を地でいくマサ清宮にとって「面白くない、あいつらをぶっつぶすのがオレの役目だと思っている」と拳を握る。昨年は健介オフィス在籍時からの兄弟子・中嶋勝彦(31)と組んでGHCタッグ王座に輝いたが、その後仲たがいしたもとを分かった。それでも「今は自分が引っ張る立場にある。(2歳下の)稲村の良さを生かして下克上を狙う」。白いマットを「俺色」に染める覚悟だ。