ボクシングで日本人の元世界王者2人が、5月26日に中国で2階級制覇を狙う。主催者が12日に北京市内で発表した。

メインはWBAフェザー級10位で元WBAスーパーバンタム級王者久保隼(29=真正)が、中国人3人目の世界王者徐燦(25)のV1戦で挑戦する。セミは前WBOフライ級王者木村翔(30=青木)が階級を下げ、WBAライトフライ級2位で王者カルロス・カニサレス(26=ベネズエラ)のV2戦で挑戦する。久保は17年、木村は昨年王座を陥落したが、いずれも階級を変更して王座返り咲きを期す。徐の地元である江西省撫州市内で開催される。中国での日本人ダブル世界戦は昨年大みそかのマカオでのトリプル戦以来となる。