王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)が挑戦者の同級3位小西伶弥(25=真正)に最大8ポイント差の3-0で判定勝ちし、初防衛を果たした。

序盤から左右、上下に打ち分けながらの有効打で主導権を握り、小西が得意な左ボディーも「それほど効かなかった」とニンマリ。「KOしたかった。小西は非常に強い選手でサムライだった。勇敢だった」と挑戦者をたたえつつ「お互い打ち合ったけれど、より有効なクリーンヒットが多かった」と自らの出来に胸を張った。

13年大みそかは挑戦者として臨んだWBA世界同級タイトルマッチで、井岡一翔に敗れていた。今後については「拳四朗や京口(紘人)と統一戦をしたい」と力強く意気込んだ。